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2013/06/21

チェンマイでベトナム語

チェンマイでロングステイをしていると、いろいろな人と知り合いになれる。

今回、南ベトナム出身のお坊さんと知り合いになった。

彼は二年後に日本に行く機会があるので、日本語を勉強したいと言っていたし、私もこの機会にベトナム語を多少なりとも覚えたいので、一緒に勉強することになった。
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まあ、この歳になって語学を勉強するということは大変。

三つの単語を覚えると、すぐに二つは忘れてしまう。
三つの単語すべてを忘れないところに唯一の救いはあると思うのだが。

ところで、このベトナム語と言うのは、何が難しいかと言えば発音だ。
タイ語もそうだが、声調によって全く違う言葉になってしまうし、日本語にはない発音があるので、ベトナム語の発音をひらがな、カタカナで表記できないのだ。
だから、耳で聞いた言葉を忘れないうちに、メモしておくことができないのだ。これはつらい。

数年前に日本で、「旅の指さし会話帳・ベトナム編」を買った。
A5版の小冊子で、日常会話のベトナム語と発音をカタカナで表記してある。
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昨年、南ベトナムへ行った時に、そこに書いてある「写真を撮ってもいいですか?トイ コーテーチュアップ アイン ドゥオッホン」と言ってみたのだが、全く通じなかった。
声調を無視した発音では通じないのだ。

この「旅の指さし会話帳・ベトナム編」のDVDを買えばいいのだが、大阪梅田の紀伊国屋書店で聞いたらDVDはないとのこと。

となると、残された選択肢は、ベトナム人に発音してもらうことだが、なかなかチェンマイでベトナム人に出会うことはできなかった。

それが、たまたまワットプラシンでベトナムのお坊さんと知り合いになれ、しかもそのお坊さんが日本語を勉強したいと言っている、私はベトナム語を勉強したいと思っている、実にいいタイミングだったのだ。

これでネイティブなベトナム語が聞けるのはいいのだが、問題は私の記憶力だ。ベトナム語は一度聞いたぐらいでは、その声調、発音を覚えることが出来ない。語学の基本は繰り返し聞くことが必要なのだが、脳内レコーダーの性能が良くないので、それができない。

ならば、外部の録音機だ。録音機で発音を録音し、繰り返し聞けばいいのだ。

私の世代で録音機と言えば、カセットテープレコーダーかDATレコーダーだが、最近はICレコーダーなるものがあることを知り、日本に帰った時に早速買った。

昨日、ICレコーダーのテストを兼ねて、ベトナムのお坊さんを訪ね、「旅の指さし会話帳」を読んでもらって、その一部を録音した。
ICレコーダーの使い方はまた十分わからないのだが、とりあえず録音、再生は出来た。しかも、音声データーをパソコンにも取り込めるのがいい。
ちょっと面白くなってきた。

もっとも、だからと言って、ベトナム語が簡単にしゃべれるようになるわけではないのだが、とりあえず、「こんにちは」とか「ありがとう」などの基本形を覚えれば、それだけで撮影旅行が楽しくなることは間違いない。

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